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重要なお知らせ

プレスリリース

惑星深部の超高圧環境に耐える新しい含水鉱物を発見

概要

水素は宇宙で最も豊富に存在する元素であり、その特性は惑星内部の構造や進化に多大な影響を及ぼしていると考えられています。愛媛大学GRCの西真之講師、土屋旬准教授、東京大学の桑山靖弘助教らは、高圧実験と理論計算に基づき、水酸化アルミニウムが約190万気圧の高圧下で新しい高圧相に相転移することを初めて明らかにしました。本研究結果は、天王星などの氷惑星や太陽系外のスーパーアースの内部構造と水の分布を考えるうえで重要な知見となると期待されます。

図:超高圧下で出現した新含水相εAlOOHの結晶構造図

図:超高圧下で出現した新含水相εAlOOHの結晶構造図

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お問い合わせ先

地球深部ダイナミクス研究センター 講師 西 真之

Tel 089-927-8153
Mail  nishi@sci.ehime-u.ac.jp