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プレスリリース

【2月11日】「『坊っちやん』はどう書かれ、どう読まれたか」夏目漱石生誕150年記念公開講演会

今年は、夏目漱石・正岡子規生誕150年に当たります。漱石生誕150年を記念して、現在、愛媛大学ミュージアムで、教育学部日本語学教室主催による記念展示「110年『坊っちやん』はどう変わったか」を開催しています。
松山が舞台とされる名作『坊っちやん』は日本を代表する国民文学として多く日本人に読まれてきました。『坊っちやん』が執筆されて110年、漱石の自筆原稿は活字となり、さまざまな単行本となりました。そして、いくつもの全集に収録され、何度も姿を変えて文庫本となり、戦後は中学国語の教科書にも掲載されました。そのバリエーションの一端を、文字・表記の変化・ゆれという観点から皆様にご紹介することが、今回の展示のテーマです。
この展示に合わせ、「どう書かれたか-文字・表記のバリエーション-」についての研究成果の報告と国語科教材として「どう読むのか」についての講演を下記のとおり開催します。
この講演会は、漱石ゆかりの松山にある大学として、また『坊っちやん』の中で中学生と大喧嘩した師範学校の末裔として、愛媛大学教育学部が地域の皆さんに果たすべき責務の一つではないかと考えています。

日時

平成29年2月11日(土)10時00分~12時00分

場所

愛媛大学教育学部2号館1階103教室

研究成果報告

10時00分~10時50分
『坊っちやん』冒頭部のバラエティー
-夏目漱石生誕150 年記念展示「110 年『坊っちやん』はどう変わったか」についてー
愛媛大学教育学部教授 佐藤 栄作

講演

11時00分~12時00分
教材としての『坊っちゃん』
愛媛大学教育学部教授 三浦 和尚

プレスリリース資料はこちら(PDFファイル 113KB)

お問い合わせ先

教育学部教授 佐藤 栄作(さとう えいさく)

Tel 089-927-9398
Mail  sato.eisaku.mg@ehime-u.ac.jp