このたび、伊予銀行（いよぎんキャピタル（株）を含む、以下同じ）は、平成28年2月1日付けで、愛媛大学発のベンチャー企業を支援するファンドを創設いたします。
　伊予銀行、愛媛大学、テクノネットワーク四国（株）（四国TLO、以下同じ）は、連携して本ファンドを運営し、愛媛大学が研究成果として生み出した技術を、迅速かつ円滑に地域の産業界等へ移転する活動を活性化いたします。
　本ファンドは、未だ十分な経済的検証・実証が行われていない、愛媛大学発のベンチャー企業に対して、ビジネスプランの作成や未整備のデータ獲得など、その経済的検証・実証をサポートすることを目的に創設するものです。
ま　た、本ファンドにおいては、主に伊予銀行は本ファンドを通じての出資および事業計画の作成支援、愛媛大学は技術提供、四国TLO はベンチャー経営支援とその経済的検証・実証という三者の役割分担の下に運営することとしており、三者連携の下で、このようなアーリーステージの大学発ベンチャーの経済的検証・実証を支援するファンド創設は全国的にも極めて希な取り組みです。
　本ファンドの創設により、地方創生への貢献が期待されます。

ファンドの概要

1. 愛媛大学の知的財産を元に設立され、設立後５年以内のベンチャーを支援する。
2. 総額１億円、１０年間の規模とし、一件あたり５００万円を上限に支援する。
3. 主に事業化に向けた追加データの取得を含む経済的な検証・実証を使途とし、案件ごとの検討会を四国TLO が運営する。
4. 原則として大学は知的財産を現物出資（ライセンス）する。
5. 案件の受付は愛媛大学社会連携推進機構が担い、審査はいよぎんキャピタル㈱投資委員会が担当する。

記者会見日時

平成28年2月5日（金）　14時30分～（受付14時00分～）

場所

愛媛大学本部5階　第1会議室

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（伊予銀行との共同リリース）