東寺領縁（えにし）の会では、2015 年10 月に東寺の百合文書がユネスコ世界記憶遺産（世界の記憶）に登録されたことを機に、かつて東寺荘園があった地域で、東寺と縁のある地域の文化・歴史遺産を活用したさまざまな取組を行っています。
　愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターでは、荘園地のうち、弓削（愛媛県上島町）と新見（岡山県新見市）で地域の方々とともに歴史遺産の活用に取り組んでいます。
　今回、同センター長の村上恭通教授が、2016 年度の研究成果と今後の展望を縁の会で報告します。

日時

平成29年8月20日（日）13：00～（受付12：00～）
　　　　　　　　　　　　　　　　 11：00～宮の浦（みやんな）遺跡発掘調査現地説明会（上島町弓削佐島）

場所

せとうち交流館（愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1037-2）

内容

13：00　開会
　　　　　　開催地挨拶　弓削島・弓削の荘　理事長　村上　知貴氏
　　　　　　来賓挨拶　上島町長　宮脇　馨氏
　　　　　　来賓紹介・縁の会参加団体自己紹介
13：40　基調講演「世界記憶遺産　東寺百合文書を読み解く」
　　　　　　教王護国寺東寺　文化財保護課長　新見　康子氏
14：40　休憩
14：50　「東寺領荘園（新見荘・弓削荘）の考古学的基礎研究」
　　　　　　　愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター長　村上　恭通教授
15：50　閉会の辞　新見の荘　藤井　勲氏
（※12：00～17：00 会場で縁の会特産品販売を同時開催）

プレスリリース資料はこちら（PDFファイル 107KB）