愛媛大学では、太陽石油株式会社からの寄附金により、令和4年6月1日、大学院農学研究科に寄附講座「昆虫の飼料利用科学」を設置いたしました。本寄附講座では、未来の食料・飼料源である「昆虫」の機能性の研究開発を加速し、世界最先端の持続的食料生産技術の社会実装を目的とします。

このたび、本寄附講座の活動の一環として、秀長水産株式会社の協力のもと、宇和島市内の養殖漁場において、昆虫を原料とする養殖飼料を用いた世界初の実証試験を開始することになりました。この取組みは、昆虫飼料の本格的利用の第一歩であり、愛媛県、さらには日本の水産養殖の持続化に貢献できると期待しています。なお、本実証試験で生産されたマダイは、来年3月に出荷予定です。

日時

令和４年８月８日（月）　１０時３０分～

場所

愛媛大学 E.U. Regional Commons（愛称：ひめテラス）
1階　地域交流スクエア（愛媛県松山市文京町３番）

会見者

愛媛大学長　仁科 弘重
愛媛大学大学院農学研究科　教授　三浦 猛
太陽石油株式会社　執行役員 未来事業デザイン室長　山川 哲央
太陽石油株式会社　未来事業デザイン室（松山所在）マネージャー　中原 誉晃

陪席者

愛媛大学大学院農学研究科長　山内 聡

取材について

取材にお越しいただける場合は、８月４日（木）17時までに下記からお申し込みください。