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プレスリリース

大学院理工学研究科の尾﨑良太郎教授が第30回「源内大賞」を受賞

愛媛大学大学院理工学研究科の尾﨑良太郎教授が、これまで行ってきた材料研究と地域貢献が評価され「源内大賞」を受賞しました。

この賞は、平賀源内の偉業をたたえて設立された公益財団法人エレキテル尾崎財団が、電気・通信技術等の研究分野で先導的・開拓的な研究業績を挙げた者を毎年選考し、授与するものです。

受賞タイトルは「組み合わせのイノベーションによる材料研究と地域貢献~高電圧ケーブルから真珠まで~」であり、液晶に関する研究、高電圧・絶縁材料に関する研究、真珠に関する研究で三つの異なる分野での成果が高く評価されました。特に、真珠の研究では、これまで目視で選別していたピース貝を分光技術によって選別することを可能としたことが高く評価されました。

本技術は、既に実際の養殖現場に利用されており、真珠の品質を向上させるために欠くことができないものとなっています。尾﨑教授の異分野の知見と技術を組み合わせる手法は、極めて独自性が高く、それぞれの分野の発展に大きく貢献すると期待されています。

受賞者

大学院理工学研究科 教授 尾﨑 良太郎

受賞タイトル

組み合わせのイノベーションによる材料研究と地域貢献~高電圧ケーブルから真珠まで~

授賞日時

令和 5 年 3 月 25 日(土)
平賀源内の故郷香川県さぬき市にある平賀源内記念館で行われた授賞式で、 賞状と副賞が授与されました。

「源内大賞」とは

公益財団法人エレキテル尾崎財団は、平賀源内の偉業をたたえて 1993 年(平成 5 年)に設立され、以降四半世紀にわたり発明工夫の思想の啓蒙に努め、基礎から応用にわたる幅広い研究に関する助成や褒章の授与を行っています。専門の選考委員会が毎年選考する「源内賞」は、「源内大賞」、「源内賞」、「源内奨励賞」に分類され、それぞれ厳しい審査の結果、該当者がいないと判断された場合は見送られます。第30回の選考では、「源内大賞」1人、「源内賞」1人、「源内奨励賞」1人が選ばれました。なお、源内大賞が選ばれたのは、2年ぶりです。

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大学院理工学研究科
教授:尾﨑 良太郎