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プレスリリース

中四国地区初!重症心不全に対する長期在宅補助人工心臓治療(DT治療)を開始しました

このたび、愛媛大学医学部附属病院心臓血管・呼吸器外科は、特発性拡張型心筋症による末期重症心不全の60歳代の患者に対して、長期在宅治療を目指した植込型補助人工心臓の装着手術(DT治療)を行いました。術後の経過は良好で、退院後は自宅での生活を予定しています。

DT治療(Destination Therapy:心臓移植への橋渡しを前提としない治療)とは、2021年5月に保険償還された治療法です。これにより、従来は適応がなかった65歳以上の方や肝機能・腎機能が低下している方にも、保険診療での植込型補助人工心臓の装着手術が可能となりました。現在、この治療は東京や大阪などの大都市を中心に行われています。
当院は2023年7月に「DT治療実施施設」として承認され、全国に先駆けて地方におけるDT治療を開始しました。住居地近隣の中核病院と密接な協力体制を築くことで、入院中だけでなく退院後の患者安全にも配慮しています。
今後は中四国地区にお住まいの多くの重症心不全患者が安心して自宅で生活できるようになることを目指して、中四国各県の中核病院と協力しながら、DT治療を推進する方針です。

植込型補助人工心臓のイメージ
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愛媛大学医学部附属病院
心臓血管・呼吸器外科 西村 隆