プレスリリース

嗅覚障害の治療効果向上を目指した特定臨床研究を開始
~薬剤徐放性能に優れたゼラチンハイドロゲル不織布(Genocel🄬)の活用~

愛媛大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の羽藤直人教授、青石邦秀助教は、日本毛織株式会社および同社子会社である株式会社京都医療設計と共同で、嗅覚障害の治療効果向上を目的として、令和6年8月から特定臨床研究を開始しました。
本特定臨床研究は、ニッケグループが製造販売する薬剤徐放性能に優れた研究用ゼラチンハイドロゲル不織布(Genocel🄬)を臨床向けの仕様に改良し、嗅覚障害患者を対象に、Genocel🄬と薬剤を投与することで、嗅覚改善効果があるかどうかを評価するものです。Genocel🄬は他のゼラチンハイドロゲルと比較し薬剤徐放性能に優れるため、治療効果の向上が期待できます。
実施機関は、愛媛大学医学部附属病院です。対象疾患などについての詳細は、臨床研究等提出・公開システムのホームページをご覧ください。

臨床研究等提出・公開システム

本件に関する問い合わせ先

愛媛大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
青石 邦秀