私は愛媛大学工学部の機械工学講座所属の教員です。しかし専門は数学です。東京の大学の理学部数学科を卒業しています。現在は数学の中でも「複素解析」と呼ばれる、複素数で関数を考える分野に関して研究をしています。 複素解析との出会いは、学部3年生の授業でした。複素解析の世界には、実数の関数の世界にはない常識がたくさんあり、とても面白いなと思いました。強い興味があったので、4年生のゼミでは複素解析が勉強できる研究室に所属し、大学院進学後も複素解析に関する研究に取り組み、博士号を取得し、その後も研究を続け現在に至ります。
そんな私がなぜ愛媛大学の工学部で教員をしているかと言うと、数学は工学において重要な基礎だからです。例えば飛行機や車などの乗り物について、きちんと理解し、新しいものを作ろうと思うと、数学の知識が不可欠になります。また、現実世界とあまり関係がなさそうに見える複素解析も、工学においては「道具」として使われます。
教員として工学部に所属して気づいたのは、工学部に所属する先生たちの専門は非常に幅広いことです。色々な先生がいて、色々な研究があります。学生の頃はずっと理学系に所属していたのでわかりませんでしたが、工学部は多様なものを受け入れる、非常に懐の深い学部だと思います。
もし今高校生で、将来何をしたいかわからなければ、とりあえず愛媛大学工学部に入学してはいかがでしょうか。数学が苦手でも大丈夫です。色々なものがあるので、何か面白いものに出会えるかもしれません。
私は愛媛大学工学部の機械工学講座所属の教員です。しかし専門は数学です。東京の大学の理学部数学科を卒業しています。現在は数学の中でも「複素解析」と呼ばれる、複素数で関数を考える分野に関して研究をしています。 複素解析との出会いは、学部3年生の授業でした。複素解析の世界には、実数の関数の世界にはない常識がたくさんあり、とても面白いなと思いました。強い興味があったので、4年生のゼミでは複素解析が勉強できる研究室に所属し、大学院進学後も複素解析に関する研究に取り組み、博士号を取得し、その後も研究を続け現在に至ります。
そんな私がなぜ愛媛大学の工学部で教員をしているかと言うと、数学は工学において重要な基礎だからです。例えば飛行機や車などの乗り物について、きちんと理解し、新しいものを作ろうと思うと、数学の知識が不可欠になります。また、現実世界とあまり関係がなさそうに見える複素解析も、工学においては「道具」として使われます。
教員として工学部に所属して気づいたのは、工学部に所属する先生たちの専門は非常に幅広いことです。色々な先生がいて、色々な研究があります。学生の頃はずっと理学系に所属していたのでわかりませんでしたが、工学部は多様なものを受け入れる、非常に懐の深い学部だと思います。
もし今高校生で、将来何をしたいかわからなければ、とりあえず愛媛大学工学部に入学してはいかがでしょうか。数学が苦手でも大丈夫です。色々なものがあるので、何か面白いものに出会えるかもしれません。