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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2025.08.04
愛媛から世界に羽ばたく「グローカライザー」になろう!

小林 修 教授

●国際連携推進機構
●国際共修プログラム開発、環境ESD、樹木年輪年代学

皆さん、こんにちは。愛媛大学で国際連携を担当している小林修です。皆さんは「グローバル」と聞いてどんなイメージを持ちますか?世界を舞台に活躍することでしょうか。世界を舞台に活躍することも素晴らしいですが、愛媛大学では、もう一歩先の「グローカル」な人材、つまりグローバルな視点を持ちながら、自分のいる地域(ローカル)の発展にも貢献できる人材を育てることに力を入れています。

愛媛大学の国際化の合言葉のひとつは「国際地域貢献」。世界で得た知識や経験を、国内の地域や海外のパートナー地域の課題解決に活かすユニークで実践的な学びがここにはあります。例えば、日本とインドネシアの学生が農山漁村で協働する「SUIJIサービスラーニング・プログラム」。日本とインドネシアの学生が一緒にチームを組み、両国の農山漁村に滞在しながら、地域が抱えるリアルな課題に協働で挑みます。言葉や文化の壁を乗り越え、仲間と知恵を出し合う経験は、予測困難な問題に立ち向かう「レジリエンス」や「創造的課題解決能力」を間違いなく育ててくれるでしょう。

アフリカのモザンビーク・ルリオ大学とは「Local to Local」の対等な関係で、お互いの地域課題を共に解決しています。2025年から、JICA(国際協力機構)との連携で愛媛大学生が大学に在籍したまま、JICA海外協力隊員として、モザンビークの自然保護区で活動する道も新たに拓きました。

海外に行くだけが国際交流ではありません。愛媛大学では多くの留学生と共に学ぶ機会が豊富です。愛媛大学留学生就職促進プログラムでは、留学生といっしょに地域企業のSDGs課題解決に挑むインターンシップを実施しています。多様な価値観に触れながらグローカルな力を身につけられます。

愛媛大学で、地域から世界へと広がるフィールドで活躍する「グローカライザー」への一歩を踏み出しませんか?皆さんとキャンパスで会える日を楽しみにしています。

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