この催しは、小学校4、5、6年の児童とその保護者を対象として、身近なテーマの科学実験に親子で楽しく取り組み、科学のおもしろさ、不思議さを体験してもらおうというものです。身近な材料で「見る」「触れる」「実際に試す」といった直接体験を通して、家族ぐるみで自然科学への関心を高め、理科好きの子どもたちを育成することを目的に企画しました。
今年度は、両日合わせて192組(494名)のご家族が来場し、以下の10の実験テーマのうちから2テーマに挑戦しました。今治西高等学校、松山南高等学校、愛媛大学附属高等学校の先生や生徒さんも指導を行いました。
【実験テーマ】
⑴偽物を探そう
⑵地球・惑星・衛星の空の色
⑶ストローで楽器を作ろう
⑷スライムの不思議
⑸低温の世界~ドライアイスで遊ぼう~
⑹葉脈でしおりをつくろう
⑺真夏のカチコチ大作戦~液体窒素を体験しよう~
⑻顕微鏡とプレパラートを作ってみよう
⑼DNAを抽出しよう
⑽水の中にシャボン玉をつくろう
実験後に書いていただいたアンケートには、児童からは「普段できない実験ができて楽しかった」、「説明がわかりやすく、難しい実験も理解することができた」、「将来は理系の学校に進みたいと思った」、「自由研究の参考にしたい」をはじめ、実験への考察や実験補助の理学部学生へのお礼など様々な感想がありました。また、保護者からは「親子で楽しく参加できた」、「子供とともに、科学の楽しさ・奥深さに触れることができた」、「説明を行った学生の知識と教え方の上手さに感心した」といった回答が寄せられました。実験の中では、保護者の方々が熱心にメモを取ったり写真を撮ったりする姿が見られました。
<理学部>