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大学院理工学研究科の沖 光脩さんと佐々木 良城さんが第30回基礎有機化学討論会でポスター賞を受賞しました【9月27日(金)】

 令和元年9月25日(水)~27日(金)に大阪国際交流センター(大阪府大阪市)で開催された第30回基礎有機化学討論会にて、大学院理工学研究科博士後期課程3年生の沖 光脩さんと博士後期課程2年生の佐々木 良城さんがポスター賞を受賞しました。
 この賞は、本学会のポスター発表者の中から特に優れた発表を行った者に授与されるもので、281件のポスター発表の中から24件が選出されました。
 今回受賞した2人の発表題目は、「Vilsmeier型反応を鍵とする反芳香族アザコロネン類の合成と物性(沖さん)」と「ピロール・アズレン縮環アザコロネンの構造-物性相関の解明(佐々木さん)」で、理工学研究科の髙瀬雅祥准教授、宇野英満教授らのグループで行われた研究成果です。近年、ヘテロ原子を導入したナノグラフェンの創製及び物製解明は重要な研究領域の一つとなっています。沖さんと佐々木さんは、含窒素ナノグラフェンの一つであるヘキサピロロヘキサアザコロネン(HPHAC)に関する研究を行っており、今回新たなアザコロネンの合成に成功し、その構造と基礎物性を明らかにしました。この研究成果および発表での質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。

<理学部>