令和元年12月5日(木)、日本国外務省が招へいし、訪日中であるモザンビーク共和国・国際関係高等研究所の学術ディレクター兼教授パウロ・マテウス・アントニオ・ウアシェ氏が本学を訪れ、城北キャンパス校友会館で講演を行いました。
ウアシェ教授は、モザンビークにおいて外交官養成に関わっており、また、モザンビークは日本の中でも特に愛媛との交流が深いことから、今回の訪問が実現しました。
講演会では、ウアシェ教授の専攻である地理学の観点から、モザンビークの政治経済の強みと課題について解説がありました。特にモザンビークは、海外からの投資を積極的に受け入れていること、天然資源が豊富であること、沿岸国であるため貿易が容易であることなどを挙げ、日本との関係強化が両国に大きなメリットをもたらすことについて詳しく語られました。質疑応答も盛り上がりを見せ、熱意に満ちたウアシェ教授の講演に、参加者も惹き込まれました。
続いて開催した、関係者や留学生との交流会では、杉森正敏副学長・国際連携推進機構長が開会の挨拶として、モザンビークとは10年来の交流関係があり、今後もさらに連携を強化していきたいと述べました。
ウアシェ教授は、翌日12月6日(金)、モザンビーク人留学生が所属する農学研究科の研究室を訪問し、その後、附属高等学校では、今年度、トビタテ!留学JAPAN(官民協働海外支援制度)によりモザンビークに渡航した生徒らと情報交換を行うなど、本学関係者と大いに交流を深められました。
<国際連携課>