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教育学部の学生が上島町立弓削小学校・生名小学校を訪問し、授業参観を行いました【1月17日(金)】

 令和2年1月17日(金)、教育学部の学生21人が上島町立弓削小学校(本山卓嗣校長)・生名小学校(福島聖史校長)を訪問しました。今回の訪問は、平成31年度愛媛大学教育改革促進事業(愛大教育改革GP)「キャリア形成セミナーを生かした愛大学生コンピテンシー習得と愛媛県教員育成指標達成の両立」による取組の一つで、教育学部が指定しているキャリア形成セミナー科目である「教職教養課題特講」という講義の一環です。
 教育学部では、理論と実践の往還を柱とした教員養成プログラムを実施し成果を上げてきました。愛媛県内に多く存在している小規模校の実際を学び、教職の尊さや重要性を理解し、優れた教員になりたいというモチベーションをさらに高めるためのものです。

 弓削小学校では、6年生が披露する伝統芸能である「雨乞い踊り」を鑑賞し、本山校長先生に「小規模校での教育実践の在り方」などについてご講話をいただきました。その後、児童とともに遊び、3時間目と4時間目に授業参観をしました。
 生名小学校では、給食指導体験をし、お昼休みに「上島ポップコーンの会との交流会」に参加しました。5時間目の4・5・6年生と愛媛大学生によるキャリア教育合同授業の後、6時間目には、若手の先生方3人との懇談会を行い、学生の質問に答えていただきました。また放課後には、駅伝の練習にも参加させていただきました。
 両校ともに、とてもあたたかく学生を迎えていただき、帰りの際には、バスが見えなくなるまで見送っていただきました。

 訪問した学生からは、「先生になるかどうか迷っていたが、小学生の純粋な姿を目にし、やはり小学校という現場で子どもたちと関わりたいと感じた」「子どもたち一人一人と距離が近く、あたたかい空間である小規模校での指導方法をもっと勉強してみたいと感じた」などの感想があり、訪問した学生達は、教員になるモチベーションがさらに高まったようでした。
 教育学部では、質の高い教員を輩出することにより、愛媛県内の地域の核となる人材育成にも寄与してまいります。

<教育学部>