平成28年4月28日（木）、教育学部が今治市教育委員会の高橋実樹教育長を迎え、同委員会との平成28年度連携協力事業の調印を行いました。
教育学部はこれまで、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、今治市教育委員会、伊予市教育委員会、松前町教育委員会、東温市教育委員会、愛南町教育委員会とそれぞれ連携協力の覚書を交わし、その活動を通して、教育研究、教員研修、教員養成について多くの成果を挙げてきました。
今治市教育委員会とは、平成15年の覚書の調印以来、継続的に共同研究を行っており、『研究報告書』（愛媛大学教育学部・今治市教育研究所）の形でその成果をまとめています。今年度は、昨年度に引き続き、「確かな学びを保障するカリキュラムの開発と授業の創造」というテーマで研究を推進することとしました。その趣旨は、「教育現場の諸問題の解決のために、理論と実践の一体化による研究を推進するとともに、教師の創意工夫を生かした授業を創造し、児童生徒に多様で確かな学力を身につけさせる」というものです。 教育現場の具体に即した継続的な研究の成果が期待されます。
握手を交わす佐野栄教育学部長と今治市教育委員会高橋教育長