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お知らせ

平成27年度海外留学・語学研修に関わる危機管理セミナーを開催しました【2月4日(木)】

平成28年2月4日(木)、教育学部2号館大講義室で、国際連携推進機構と危機管理室が大学コンソーシアムえひめとの共催で「海外留学・語学研修に関わる危機管理セミナー」を開催しました。

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大上副機構長の開会挨拶

 大学の国際化の進展とともに、海外留学や学生交流の機会が増え、海外滞在・留学中に不測の事態(災害・事故・病気など)に遭遇する可能性も高くなっています。今回のセミナーでは、このような事態を未然に防ぐため、海外留学生安全対策協議会(JCSOS)理事の服部誠氏を講師にお招きし、具体的な危機事例に対する回避行動の三原則や安全で安心な留学のための情報収集方法、異文化適応など実践的な方法を学びました。各国で銃撃事件やテロ等が発生し危機意識の高まる中、春季に海外留学・語学研修に出発する本学、松山大学、松山東雲女子大学の学生、教職員など85人が参加しました。

 始めに、本学国際連携推進機構の大上博基副機構長から、「海外での不測の事態に備え、自らを守る方策をしっかり学び、充実した海外留学を送ってほしい。」との開会挨拶がありました。
 続いて、服部氏から、近くで銃声が聞こえたらどのように行動するかなどの具体例が示され、想定される海外での犯罪や国際テロ・暴動などの危険地域や危機判断のレベル、情報収集や回避行動などについて、参加者に問いかけながら説明がありました。
 海外研修を間近に控えた学生は、実際にスマートフォンを使って、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録するなど熱心に取り組み、海外渡航の準備を再度確認していました。
 セミナー終了後は、東京海上日動火災保険株式会社の島崎和弘氏から「学研災付帯海外留学保険(付帯海学)」の説明があり、それに対し、教職員から制度の導入に向けて質問がありました。
 本学は、今後とも学生を安全に海外に派遣するため、危機管理体制の整備を推進していきます。