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愛媛大学教育学部で「四国ESDフォーラム2021(日本ESD学会第2回四国地方研究会)」を開催しました【3月14日(日)】

 令和3年3月14日(日)、愛媛大学教育学部で「四国ESDフォーラム2021(日本ESD学会第2回四国地方研究会)」を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
 本フォーラムは、四国のESD、SDGsについて互いに報告し合う場を提供し、更なる交流・発展を促進することを目的として開催しました。当日は、四国4県を中心に、全国各地から約140人が参加し、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底した上で盛大に実施することができました。

 はじめに、四国ESD活動支援センターの近森憲助センター長(高知学園大学学長)から開会挨拶があり、昨年ユネスコから出された「ESD for 2030」やSDGs国内実施計画に触れながら、四国内のSDGs、ESD推進拠点が連携して研究会を実施することの意義が強調されました。
 続いて、日本ESD学会の見上一幸会長(前・宮城教育大学学長)による『学校教育におけるESD&SDGs』と題した基調講演が行われました。基調講演では、日本の学校教育においてESDやSDGsが置かれている現状や課題について分かりやすく説明があり、東北地方を例にしながら、先進的な自治体や学校の取組が紹介されました。また、今後のSDGs推進の在り方などについてもお話があり、SDGsやESDを実践していくことの意義について改めて認識できた貴重な時間となりました。
 その後、四国4県から1校ずつ選出された高等学校によるSDGsの取組が紹介され、参加者からの指摘や提案を受ける「高校生×大人ESDトーク」が行われました。本県からは愛媛大学附属高等学校の代表生徒が、愛媛大学教育学部附属幼稚園との農業交流などを通して実施している「持続可能な農業」や愛媛大学の留学生との米作り交流から世界の食糧問題へと意識を向けた「おにぎりアクション2020」への参加など、探究的な学びを実践したことについて、発表しました。
 午後からは4つの分科会に分かれ、四国内で先進的にSDGsに取り組まれている企業や自治体、NPO、学校等による発表やワークショップなどが行われました。最後に、全体で共有し、四国内のESD、SDGs拠点がさらに連携・推進を図っていくこと、本研究会を継続して実施することを確認して閉会となりました。

 愛媛大学では、今後も積極的にSDGs、ESDの取組や研究を行い、持続可能な社会、地域、世界の実現に貢献してまいります。今後の動きにもぜひご注目ください。

 

参考Webサイト

日本ESD学会
第2回四国地方研究会(四国ESDフォーラム2021)開催のお知らせ(日本ESD学会Webサイト)

<教育学部>