愛媛大学附属図書館は、第４４回中国四国地区大学図書館研究集会を開催しました。
平成１５年１０月２３日（木）〜２４日（金）の両日、第４４回中国四国地区大学図書館研究集会を愛媛大学が当番館として開催しました。本研究集会は、昨年度から、国立・公立・私立各１館から運営委員会を組織することになり、本年度は、愛媛大学・県立広島女子大学・松山大学が企画・立案を作成、研究集会のためのホ−ムぺ−ジを設置する等運営に当たりました。松山大学を会場として、テ−マである「ネットワ−ク環境における大学図書館−図書館ホ−ムぺ−ジの運用と活用」について４２大学５３名の参加者が意見交換を行いました。
千葉大学附属図書館の加藤晃一氏から「千葉大学附属図書館における学術情報発信」、大阪市立大学学術情報総合センタ−の平方善雄氏から「貴重資料のデジタル化とＷｅｂべ−スによる提供」、国際基督教大学図書館の黒澤公人氏から「図書館システムにおけるＷｅｂ技術」について報告があり、分科会の助言者としても参加していただきました。
このように地区単位で、国・公・私立をこえて各大学の図書館の実務関係者が一同に集まる集会は全国的にも珍しいものです。昭和３５年に、愛媛大学が当番館として始まったこの集会は今年で４４回目となりますが、来年度国立大学が法人化を迎えるなか、ＩＴ社会に対応した新たな大学図書館の在り方を探る上で大変意義深い集会となりました。
附属図書館総務係