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認知症疾患医療センターによる講演会を実施しました【11月4日(水)】

 平成27年11月4日(水)、医学部40周年記念講堂で、医学部附属病院の認知症疾患医療センターが、当院関係者を対象に認知症に関する講演会を実施し、当院関係者約100人の参加がありました。
 認知症は私達にとって非常に身近な病気となっています。厚生労働省は2025年の認知症患者が、700万人を超えると発表しており、これは65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍であることを示しています。認知症に関する正しい知識をもつことは急務となっています。
 今回、老年・神経・総合診療内科学講座の大八木保政教授が、「認知症の診断・治療・ケアのポイントと地域連携」と題し、認知症に関する講義を行いました。まず、もの忘れと認知症の違いについて説明し、その後、4大認知症(アルツハイマー型、前頭側頭型、レビー小体型、血管性)の診断とそれぞれの治療方法について話しました。続いて、認知症の人との接し方や地域での連携、社会支援について、福岡県大牟田市の取組みを例に挙げ、説明しました。参加者からは、「認知症の種類や症状に応じた対応、ケア方法を学ぶことができた」「他の病気と認知症を併発している患者さんも多くいるので参考になった」「大牟田市の取組みを聞き、東温市では何から始めるべきか考えたい」等、多くの意見がありました。
 本院では、今後も院内教育の一環として、積極的に講演会等を実施していきます。