令和3年7月30日(金)、独立行政法人国際協力機構四国センター(JICA四国)の小林秀弥所長らが来学され、仁科弘重学長及び本学関係者と意見交換を行いました。今回の来学は、令和3年4月に更新した「JICA四国と愛媛大学との連携協力の推進に関する覚書」に基づく今後の連携について意見交換を行うもので、本学からは仁科学長のほか、光信一宏副学長・国際連携推進機構長、小林修アジア・アフリカ交流センター長が出席しました。
意見交換では、小林所長から、愛媛県におけるJICA事業の概要について説明がありました。海外への派遣については、本学出身の青年海外協力隊員が海外派遣先で様々な支援活動を行い、派遣後は愛媛県で活躍している旨、紹介がありました。また、海外からの受入については、現在、研修員受入事業(短期)として、課題別研修、青年研修を国際連携推進機構が受託しており、今年度はコロナ禍のためオンラインで実施する旨、説明がありました。その他、研修員受入事業(長期)や草の根技術協力事業など多岐に渡る本学とJICA四国との協力関係について紹介があり、更新した覚書に基づいて、今後より一層連携を深めていきたいと熱意を伝えられました。
続いて、仁科学長がこのように俯瞰してみると本学として、様々な連携をしていることがわかるとの実感を述べるとともに、他大学との比較検討、大学全体の方針との整合性、教員の協力促進、産学官の連携の必要性など具体的な連携強化の方策について検討を行いました。
限られた時間での意見交換となりましたが、本学とJICA四国の今後の連携強化について、様々な観点から細部にわたる議論が交わされました。
<国際連携推進機構>