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工学部4年生の落合陶子さんが「日本機械学会中国四国学生会第51回学生員卒業研究発表講演会」で優秀発表賞を受賞しました【3月4日(木)】

 令和3年3月4日(木)、岡山理科大学にて開催された「日本機械学会中国四国学生会第51回学生員卒業研究発表講演会」(zoomオンライン開催)において、工学部機械工学科4年生(受賞時)の落合陶子さん(指導教員:大学院理工学研究科 岡本伸吾教授)が、「優秀発表賞」を受賞しました。
 受賞した講演題目は「短時間フーリエ変換とディープ・ラーニングを用いた脳波解析」です。

 落合さんの研究グループは、人工知能技術を用いて脳波の様々な特徴を抽出する方法に関する研究を行っています。本研究では、脳波の時系列データを用いて短時間FFT変換によって作成した2次元画像から、ディープラーニングによってコンタクトレンズの着け心地を評価する方法を開発しました。裸眼の状態、ソフトコンタクトレンズあるいはハードコンタクトレンズを装着した状態の3項分類を行った結果、84%の高い正解率が得られました。

 今回の発表では、非常に複雑な特性を持ち、既存の方法では認識が困難である脳波の信号の分類を、高い正答率で行う画期的な手法が高く評価されました。今後、コンタクトレンズの着用感分析方法の開発を目指し、本研究を継続してまいります。

<工学部>