令和3年10月16日(土)、久万高原キャンパス設立10周年記念事業として、記念式典・記念シンポジウムを開催しました。これは、愛媛大学農学部に森林・林業に関する社会人リカレント教育が開講されて10周年を迎えたことから開催したものです。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ZoomによるWeb配信により実施し、約120人が参加しました。
記念式典は、愛媛大学仁科弘重学長の挨拶の後、愛媛県農林水産部の尾花充彦森林局長、久万高原町の河野忠康町長、愛媛大学「森の国」学遊会の曽我部準前会長からご祝辞を賜り、厳かな雰囲気の中で挙行されました。
- 仁科学長挨拶
- 愛媛県農林水産部の尾花森林局長祝辞
- 久万高原町の河野町長祝辞
- 学遊会の曽我部前会長祝辞
また、久万高原キャンパス創立10周年記念誌、ドット・イー レポート(愛媛大学の現状と未来)の紹介があり、加えて、久万高原キャンパス設立10周年記念事業実行委員長・農学研究科生物環境学専攻森林環境管理学サブコース長の山田容三教授から久万高原キャンパスのこれまでの歩みについて紹介があり、参加者の皆さまに本学への理解を深めていただくことができました。
記念シンポジウムでは、鹿児島大学農学部の寺岡行雄教授から「日本の森林・林業の現状とリカレント教育の役割」について、ご講演いただきました。
続いて、愛媛県林業研究グループ連絡協議会の菊池俊一郎会長、八幡浜官材の菊池繁人代表理事、にちなん中国山地林業アカデミーの小菅良豪教育運営科長、久万高原町の小野哲也林業戦略課長によるパネルディスカッションを行いました。SDGsの実現とアフターコロナの時代に向けて、これから求められる大学におけるリカレント教育の役割を検討し、愛媛県及び日本の将来の森林・林業・林産業を担う人材育成の方向性を考える機会となりました。
森林環境管理学リカレントプログラムは、この10周年記念事業を契機とし、地域社会のニーズに応えて愛媛大学の社会人リカレント教育の発展に邁進するとともに、社会人教育を通して森林・林業への理解者の裾野を地域社会と全国に広めてまいる所存ですので、今後ともご支援とご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
- 関係者による記念写真
<農学部>