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大学院理工学研究科博士前期課程2年生でCMESの須藤菜穂さんが環境ホルモン学会第23回研究発表会において「森田賞」を受賞しました【9月13日(月)】

 令和3年9月12日(日)、13日(月)、オンラインで開催された環境ホルモン学会第23回研究発表会において、大学院理工学研究科博士前期課程2年で沿岸環境学研究センター(CMES)化学汚染・毒性解析部門の須藤菜穂さんが優秀な学生発表に与えられる「森田賞」を受賞しました。

 須藤さんの発表演題は「生活関連化学物質(PPCPs)による汽水域魚類への移行・残留性と脳移行」で、CMESの田上瑠美助教・野見山桂准教授・国末達也教授の指導の下で取り組んだ研究成果です。

 本研究では、下水処理水の流入がある河川の河口に生息する魚類を対象に、PPCPsの脳への移行性およびリスクの評価を試みました。その結果、一部の抗うつ剤や鎮痛剤で強い脳移行性が認められ、その移行・残留性、脳移行は魚種間で大きく異なり、PPCPsの影響評価には生物濃縮係数の魚種間差および種特異な脳移行性を考慮する必要性が示されました。

 

<沿岸環境科学研究センター>