平成18年9月4日(月)中予地区大学間教学ネットワーク共同授業を開始しました。
中予地区8大学(愛媛大学、愛媛県立医療技術大学、聖カタリナ大学、聖カタリナ大学短期大学部、松山東雲女子大学、松山東雲短期大学、松山大学、松山短期大学)は、平成18年9月4日(月)から8日(金)まで愛媛大学グリーンホールにおいて、共同授業を開講しています。県内では、これまで大学間の単位互換制度はありましたが、共同での授業運営は初の試みです。地域の大学同士が協力し、愛媛の魅力を学生にアピールしていく内容で、大学間の連携促進と教育内容の充実などを目的にした「中予地区大学間教学ネットワーク」構想の第1弾です。
講義形式は、夏休み期間を利用したオムニバス形式の集中講義で1科目2単位、8大学の学生が受講します。初年度の科目は「瀬戸内海と愛媛の文化」と題し、愛媛大学で開講、141人の受講予定があります。地理学、考古学、民俗学、建築学などさまざまな分野で愛媛をとらえ、地域社会や文化のあり方、将来像について考える内容となっています。
開講初日のガイダンスでは、松久勝利共通教育副センター長と川岡勉教育学部教授から、「様々な角度から愛媛を見て、いろいろな知識と多面的に考える力を身につけてください」との挨拶がありました。
引き続き、「愛媛の風土と文化環境」と題した玉井建三聖カタリナ大学教授による初めての講義を行いました。学生は、大学も学年も異なる授業に最初緊張した様子でしたが、講義が始まると、地名の由来など知る機会の少ない話に真剣な面持ちで聞き入っていました。
来年度は、「愛媛と食」と題し、聖カタリナ大学の担当で開講予定です。
広報室