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農学部4年生の家代岡広海さんが「第71回関西畜産学会神戸大会」において優秀発表賞を受賞しました【10月2日(土)】

 令和3年10月2日(土)、オンラインで開催された「第71回関西畜産学会神戸大会」において、農学部食料生産学科農業生産学コース4年生の家代岡広海さん、大学院農学研究科の牧野良輔特任講師、橘哲也教授らが、「終末糖化産物がニワトリ骨格筋タンパク質代謝に与える影響」について口頭発表を行い、優れた発表であることが認められ、優秀発表賞を受賞しました。

 この研究は、終末糖化産物がニワトリの骨格筋におけるタンパク質の合成と分解に与える影響について調べたものです。終末糖化産物はタンパク質や脂質が糖化反応を受けて生成されるもので、糖尿病などの疾患を悪化させると言われています。ニワトリは高血糖動物であるため、終末糖化産物がより多く生成されている可能性があります。家代岡さんは終末糖化産物がニワトリの骨格筋タンパク質の分解を促すことを発見しました。

 この研究を通して、飼料中の栄養素を無駄にせずに、ニワトリを効率的に生産する方法を確立することを目標として研究を進めています。

<農学部>