!

重要なお知らせ

お知らせ

大学院農学研究科1年生の吉元淳記さんが「第70回農業農村工学会大会講演会」において農村計画研究部会・奨励賞を受賞しました【9月2日(木)】

 令和3年8月31日(火)~9月2日(木)、オンラインで開催された「2021年度(第70回)農業農村工学会大会講演会」において、大学院農学研究科生物環境学専攻地域環境工学コース1年生の吉元淳記さん(指導教員:武山絵美教授)が農村計画研究部会・奨励賞を受賞しました。

 本研究は、愛媛県松山市中島地区(島嶼)の全17地区を対象とした聞き取り調査およびデータ分析から、 イノシシ被害の変化とその背景となる社会的・地理的条件を分析し、イノシシ被害の持続的制御を可能にする地理的素因と被害管理手段の効果的な組み合わせ手法を明らかにしたものです。

 社会科学的な調査手法と景観生態学的なデータ分析の統合により丹念に地域の実情を掘り起こし、社会への実装が可能な被害対策立案手法を提示した点が、農村計画学の新たな発展に寄与するものと評価されました。

<大学院農学研究科>