平成18年度前学期授業改善のための学生によるアンケート
共通教育のありかたについての意見・要望
学生各位
共通教育センター
学生の皆さんには、前学期末に授業評価アンケートにご協力いただいたところです。アンケート結果については後日報告書として共通教育センターホームページに掲載する予定ですが、それに先立ち、アンケート自由記述欄に記入された、共通教育のありかたについての代表的な意見や要望などを次の通りまとめました。意見や要望には共通教育センターからの回答も付記しておりますので御覧ください。
なお、ここに掲載した意見・要望は共通教育のシステムに関することのみであり、個々の授業固有のものについては掲載していません。
履修制度について
単位取得のしくみが良く分からなかったのではっきりさせて欲しかったです。
まずはお手持ちの「共通教育科目履修案内」で調べてみてください。それでも分からない場合は共通教育の窓口で質問をしてみてください。
教員の遅刻について
毎回15分ぐらい遅れてくるのはどうかと思う。。
当該教員には注意を喚起します。
出欠制度について
授業が終わる20分前に来たひとにも出席を認めるのは賛成できない。
出席をとってなかったのです、全部出席していてもいなくてもテストのみの評価だからですか?
成績判定に際し、2/3以上出席しない場合は判定の対象にしない、という規定があります。この規定からも、出欠をきちんとチェックする必要があります。教員にはこのことを周知いたします。
朝一の授業なので遅刻者が多い授業だったけれど、きちんとした対応を遅刻者に対してとってもらえたのでとても良かった。
共通教育を学ぶ意味について
この授業に限らず教養科目の意義が感じられない。教養は社会人になるにあたって必要なことではあるが、受講者は満足度、目的の達成感、関心は少ない。教養科目の中から授業を選ぶのではなく、教養科目そのものを選択肢の一部として欲しかった。
教養が社会人として不可欠の知であることはご承知なのですね。にもかかわらず、今はいらない、と。でも大学生も社会の一員です。社会の一員である以上、大学生に教養は必要ないということになりません。教養科目そのものを選択にすることは、大学として考えておりません。
授業の抽選について
人数オーバーでこちらの講義にまわされました。くじ引きで決めたりとなんだか不公平だった気がしてなりません。【こころと健康】
「こころと健康」は今年度から開講となりました。結果として全ての学生の希望に合った科目配分になっていなかったため、一部の学生さんには他のクラスに移っていただかなくてはならない事態となりました。この場を借りておわびいたします。次年度以降、開講コマ数の配分を変更することを検討します。
人数制限をして少人数クラスを実現して欲しかった。【初めての外国語】
「初めての外国語」は今年度から自由選択科目になりました。その際、クラス設定の見通しが不十分で、大人数クラスが発生し、受講した皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りておわびいたします。次年度にはこういう事態にならぬよう留意いたします。
複数教員が担当の授業について
(複数教員担当の授業では)先生が交代するので、後から疑問に思うことがあっても聴きに行けない。【こころと健康】
「こころと健康」のなかで教員が順次交替して授業を行うクラスでは、シラ バスに当該科目のオーガナイザーのメールアドレスが明記されています。
複数の教員が講義をすると何度も同じ内容を繰り返すことが多々あったので、なにか工夫をして欲しい。
複数の教員が担当する授業では、オーガナイザーが授業内容の責任を持つことになっています。「繰り返し」が著しいようでしたらオーガナイザーに調整してもらいます。
(理系基礎科目で)先生によって簡単だったり難しかったりの差が大きい。2、3回の授業で先生が変わるので、進度が違って分かりにくかった。
代表者の教員にご意見をお伝えし、次年度からの改善をはかっていただきます。
「こころと健康」について
みんなの医学は初めてなので専門用語などあまり分からないので説明が欲しい。
「こころと健康」は今年度から開講となりました。結果として、多くの学生さんにとって理解が難しい授業が少なくなかったようです。オーガナイザーとして次年度以降の改善をお約束いたします。
このような医療系の共通が必須になったのは、これからの将来のために良いと思う。実際に医療に携わる医学部の先生との交流は大学に入学したからには、しておかないともったいないと思うので。
「初めての外国語」について
教科書は使わないという考え方だということは分かりますが、やはり文法をやるなら模範となるようなプリントもしくは参考文献の提示をして欲しかった。
現在初めての外国語では授業目標の大枠は定めており、その枠内で教員の特性(ネイティブ・スピーカーであるかなど)など考慮して、それぞれに授業計画を策定しております。大多数の授業では教科書やプリントが使用されています。当該の授業はドイツ語だろうと推定されますが、ドイツ語に関しては、理系・文系それぞれ選択可能なクラスを開講し、受講希望者がシラバスを読み、教員の授業の説明を聞いた上で、受講クラスを選択するシステムになっております。教科書を使用しない教員は、板書、辞書に加えて、毎回理解度に関するチェックを行うという方法で、授業を進めております。
特に選択可能な場合は、受講者の関心に合わせて、多少重点の置き方を変えたいくつかのクラスを同時開講する方法が、教育上も効果的であると考えられます。ただし様々な形で、教育の質をより高める必要がありますので、議論を重ねながら、システムの改善を行っていきます。
いずれにせよ、受講者はシラバスに示される授業の方針や方法をよく確かめて、受講するクラスを選んで下さい。
「情報科学」について
連結講義システムの不具合で授業が進まないのは納得できず、改善してほしい。先生が教材に文句を言ったりする状況では、学生はどちらが正しいのかわからないし、意欲もなくなる。連結講義システムの改善と、教材の改善をしてほしい。
連結講義システムの障害ではご迷惑をお掛けしました。今後授業に支障が生じることのないように、不具合箇所を修理するともに予備回線を用意することで二重の対策を実施しました。
教材については次年度に向け改訂作業を進めています。当該担当教員にはご意見をお伝えし状況の確認を行い、今後の教材改訂作業に加わってもらうことで改善をはかることにいたしました。
施設について
机がぼろい。ガタガタする。
予算の調整を図り、特にひどい机については本年度中に対処いたします。
その他プラス部分についてのコメントも多数ありました
授業改善が目に見えて分かってすごく授業が良くなった。
先生が学生たちに期待をして、信頼した態度で授業に臨んでくださったので、やる気をもって取り組めました。
シラバスを読んで是非この講義を受講したいと思った。期待していた以上に面白く興味のわく講義内容だった。
毎回の感想や質問を紹介してくれるのはとても良かったと思います。(大人数で)グループワークなどがないので他の人の意見が聞けることはとても重要なことだと思いました。
今まであまりボランティアに積極的に参加したことがなかったのですが、これからの人生でずっと続けていきたいと思うことの1つになりました。
毎回提出していたコメントカードを返却していただいて、振り返りのために大変役立った。
生徒が進めていくという授業内容が他の授業に無いこの授業だけの特色であり、良さであると思った。内容的にも興味がわくものが多く、面白い授業であった。
人数が多いクラスなのに質問カードなどをきちんと利用されていて毎時間答えてもらえたので、人数が多いからといってあまり不利にならなかったのが良かった。
外国語を勉強するのは音読することが大切だと思うが、この授業はよく発音練習があったので良かったと思う。夏休みに勉強を続けてできれば春に中国に行きたい。
EnglishA,Bで先生が日本語はだめということで本当に全部英語で焦りましたが、今度はそれ以上にどこか違う国に行ったようなさらに憔悴状況でした。しかし、神経をとぎすませて受けれたのでよかったです。
とても良かった。数学アレルギーが治った。
まず抽象的な説明をしてそれから先生が例題を解いて説明してそれから演習をしていたので凄く良かったです。説明→例題→演習のパターンが分かりやすいと思います。