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教育 研究 国際 学生 投稿日:2021.12.03
連合農学研究科3年生のAmi Sukma Utamiさんが「持続可能な農業とバイオシステムに関する国際会議」でのパラレルセッションにて最優秀発表者に選ばれました【11月24日(水)】

 令和3年11月24日(水)、インドネシアで開催された「持続可能な農業とバイオシステムに関する国際会議」(アンダラス大学主催、愛媛大学大学院連合農学研究科共催)でのパラレルセッションにおいて、オンラインを利用して参加した連合農学研究科3年生のAmi Sukma Utamiさんが、”Traditional ecological knowledge in irrigation water management in Tanah Datar District West Sumatera” (西スマトラ州タナ・ダタ地区の灌漑システムに関する伝統的な生態学的知識)について発表し、最優秀発表者に選ばれました。

 学会のテーマは“Toward Sustainable Agriculture and Biosystems in a Pandemic”です。

【受賞したAmi Sukma Utamiさんのコメント】
 私は、西スマトラ州の伝統的な生態学的知識について研究しています。伝統的知識は、人々が自分たちの住む環境に適応して、資源をどのように管理しているかを知る上で不可欠です。

 インドネシアの西スマトラ州では、土着の自然資源管理が行われており、天然資源を利用するために、慣習、信念、儀式、社会的規範を通じて地域の生態学的知識を適用しています。先住民のシステムは、資源の管理よりもコミュニティの相互作用と共存を重視しています。また、自然との個人的、精神的な関係を重視しています。

 私が注目していた先住民族の灌漑システムのひとつに、伝統的な文化(Paraku)に基づく灌漑システムがあります。このシステムは、地元のコミュニティが完全に所有し、運営、維持しています。このシステムは集団社会の一部であり、人々は知識と責任を集団で共有することに慣れています。

 私の発表では、伝統的な灌漑方法に組み込まれている伝統的な生態学的知識と、この方法がいかに水資源の持続可能な利用を促進し、さまざまな要素による環境へのダメージを軽減しているかについて論じました。このような伝統的な灌漑方法は、克服すべき課題がいくつかあるかもしれませんが、特に水不足の地域では、水の保全戦略となり得るものです。

最後になりましたが、私の研究を指導してくださった大上博基先生に感謝の意を表したいと思います。

 

<連合農学研究科>