医学部附属病院では、平成18年10月22日(日)に、愛媛新聞社との共催により、『アンチエイジングを考える〜抗加齢医学最前線』をテーマに「第1回えひめ健康いきいき大学」を開催しました。
このセミナーは、本院と愛媛新聞社が、地域貢献を目的として今年度から開催することとなったもので、より多くの方に参加していただくため、交通の便のよいいよてつ高島屋で開催しました。
当日は、松本陽子氏の司会により進行し、主催者として本院檜垣實男副病院長と愛媛新聞社野本武男社長から挨拶がありました。その後、老年内科・抗加齢センター長三木哲郎教授による「元気で長生きできる抗加齢センターとは」、続いて腎臓・高血圧内科大蔵隆文助教授による「メタボリック症候群の予防」、老年内科伊賀瀬道也講師による「抗加齢センターにおける健診結果より学ぶもの」、最後に精神科神経科池田学助教授による「認知障害の早期発見と予防」の講演がありました。
4人の講師から、スライドを交えながら、「いかに健康に老いるか」という抗加齢に対する心構えについてわかりやすい説明があり、会場に詰めかけた300人を超える参加者は、熱心にメモをとりながら聞き入っていました。
また、講演後に設けた質問コーナーでは、事前に寄せられた質問に対して、日頃の食生活に関する注意点や軽い運動を続けることの注意点、また、いきいきと笑って過ごすことの大切さなどについて各講師から具体的な説明がありました。
なお、このセミナーに関して、11月19日(日)付け愛媛新聞の紙面にて採録記事が掲載される予定です。
医学部学務課総務課