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無細胞タンパク質合成技術を用いたワークショップを横浜で開催

 平成18年10月18日(水)から21日(土)まで、理化学研究所 横浜研究所と横浜市立大学大学院を会場に、構造ゲノム科学国際会議(ICSG)のサテライトワークショップが開催されました。
 ICSG2006Hands−on Workshopは平成18年10月22日(日)から26日(木)まで北京で開催されるICSG2006のサテライトワークショップで、理化学研究所横浜研究所と横浜市立大学大学院を会場に開催されました。
 ワークショップは1〜4の4つのコースで構成され、無細胞タンパク質合成法を紹介するコースに、本学無細胞生命科学工学研究センターの遠藤弥重太教授と理化学研究所の横山茂之教授がオーガナイザーとして参加しました。

 愛媛大学発ベンチャー企業の(株)セルフリーサイエンスのほか(株)島津製作所、ロシュダイアグノスティクス(株)、東京大学上田卓也研究室が、それぞれ小麦胚芽、昆虫、大腸菌などを使った無細胞タンパク質合成技術を紹介し、参加者による実験実習も行いました。
 (株)セルフリーサイエンスのセッションでは、遠藤教授による講演も行われ、小麦胚芽無細胞タンパク質合成技術の開発者本人による講演に参加者は真剣に聞き入っていました。
 このほか理化学研究所 横浜研究所の施設見学会があり、同研究所のシンボルともいえるNMR施設などが紹介されました。
 今回のワークショップには、国内をはじめ、アメリカ、イギリス、スイス、デンマーク、タイ、韓国など世界各国の著名な大学・研究所・製薬会社等から28人が参加(実験を伴うためこの数に制限)し、講義や実験に熱心に取り組みました。
 無細胞タンパク質合成技術がさらに大きく広がってきていると実感できるワークショップとなりました。

無細胞生命科学工学研究センター