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えひめ学生起業塾の門本玄さんが、愛媛グローカル・フロンティア・プログラムの「EGFキャンパスアワード2021-2022」において「最優秀賞」を受賞しました【12月18日(土)】

 令和3年12月18日(土)、農学部食料生産学科3年生・Re-anima代表でえひめ学生起業塾の門本玄さんが、愛媛県庁等主催の「EGFキャンパスアワード2021-2022」において、ビジネスプラン「Re-anima Project~ジビエレザーでいのちの資源と経済の循環を~『農作物の鳥獣害×イノシシ革』」を発表し、「最優秀賞」を受賞しました。これを受けて、令和4年1月21日(木)、仁科弘重学長を表敬訪問しました。

 

 門本さんは、第一種銃猟免許・罠免許を持ち、農業における野生動物対策として実際に猟に参加しています。そうした活動の中で、駆除された野生動物のほとんどが捨てられているという現実を知り、猟で駆除された野生動物の皮を革や革製品へと蘇らせる活動に取り組んでいます。また、県内の獣肉解体施設から仕入れた獣皮をPCケース、名刺入れなどに加工して販売しています。そして、人間と野生の縄張りの境でやむをえず失われる命を無駄にせず、資源に経済的価値を与えるという理念に基づいて、事業化を目指しています。これまで捨てられていた資源の利活用と並行して、新たな雇用の創出を目指しており、若い世代の参入で地域社会からも期待されています。

 また、門本さんは、愛媛大学教育学部附属特別支援学校高等部と連携し、さまざまな取組を進めています。その一つとして、革の提供を行ない当該高等部生徒と共同で革キーホルダーを制作し、その生徒に向けて「命の授業」をするなどの活動を精力的に行っています。

 

 なお、本演題は、令和4年2月2日(水)に開催される「EGFアワード2021-2022」でも発表されました。

参考Webサイト

愛媛グローカル・フロンティア・プログラム(EGFプログラム)について(愛媛県Webサイト)
「EGFキャンパスアワード2021-2022」の開催結果について(愛媛県Webサイト)

<社会連携推進機構>