平成18年11月15日(水)、中国の西南大学と本学が学術交流協定を締結しました。
西南大学は、2005年7月に西南農業大学と西南師範大学とが統合し設立された総合大学で、5万人以上の学生が在籍する、中国西南地域の拠点大学です。
西南大学の前身である西南農業大学と本学農学部は、1985年11月に学部間交流協定を締結し、留学生の受入れや共同研究を行い交流を図ってきました。総合大学となった西南大学との交流をより効果的に推進するため、今回の大学間交流協定の締結となりました。
当日は、法文学部と工学部で意見交換と施設見学のあと、学長室において交流協定の調印式を行いました。午後は、農学部の施設や三浦記念館などを見学しました。
掛け軸は王学長直筆のもので、下記は教育学部・加藤國安教授と東賢司助教授による訳です。
口語訳
淮水(という河で)喜んで梁川の古くからの友人と会う
揚子江と漢水が合流するこの地で、共に連れ合って毎日酒に酔いしれていた。
浮雲が去るように分かれてから後、水が流れるように十年間も経過してしまった。
再会を笑って迎える気持ちは昔と変わらないが、まばらな耳際の髪の毛は、白髪となってしまった。
どうしてこのまま分かれることができようか、淮水に秋がやってきた。
広報室