令和4年2月17日（木）、女性未来育成センターにおいて、「2021年度ダイバーシティ推進共同研究表彰制度表彰式」を行いました。
ダイバーシティ推進共同研究表彰制度とは、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業の一環として実施されるダイバーシティ推進共同研究制度を利用し、四国地域全体の女性研究者の研究力強化に特に貢献した女性研究者を顕彰し、優れた研究成果の持続的創出と女性研究者のさらなる活躍を推進することを目的として表彰するものです。
今年度は、ダイバーシティ推進共同研究制度において優れた業績をあげ、四国の女性研究者を牽引し、その研究力強化に貢献したとして、農学部の稲葉一恵研究員に、女性未来育成センターの鈴木靜センター長から表彰状が授与されました。
稲葉研究員は、ダイバーシティ推進共同研究の代表研究者として、実際の生産現場で栽培されているトマト個体群を対象として生体情報（光合成速度・蒸散速度など）と環境情報（日射量・飽差・気温など）のリアルタイム計測を行い、統計学に基づいた植物診断と環境制御改善に寄与する研究に取り組んでいます。また、スマート農業の発展に資する基礎的研究を行うと共に、関連企業と連携し研究成果の社会実装化を検討し着実な成果を重ねています。
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- 稲葉一恵研究員
＜女性未来育成センター＞