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ドイツの環境分野の研究者が講演!

 平成17年2月15日(火)愛媛大学工学部4号館1F18番講義室において、「国際環境セミナー」(松山商工会議所・ジェトロ愛媛・愛媛大学共催)が開催され、学外からの一般企業関係者を含む約100名が参加しました。

 第I部では、フライブルグ大学森林・環境科学部長のエルンスト・ヒルデブラント教授が、ドイツ南部の「黒い森」では土壌酸性化が進んでいるのに、樹木が順調に育っている例を取りあげ、細菌の助けをうけて樹木が石に含まれる栄養も吸収しているとの仮説を披露し、「石は生きているのでは?」と樹木の栄養にとっての粗土の重要性を唱えました。

 第II部では、オッフェンブルク工科大学機械・プロセス工学科副学科長のクレメンス・ローレンツ教授が、太陽光や不要木材を使った発電などの研究内容を紹介しました。

 講演終了後、会場からは技術面での課題や実用化についての質問などがあり、環境問題を考える有意義な講演会になりました。

工学部総務チーム