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えひめ丸事件を考える集いを開催

 平成19年2月17日(土)グリーンホールで、えひめ丸事件を考える集いを開催しました。
 この集いは、主として共通教育科目「平和学」を受講した学生で構成される「えひめ丸事件を考える集い実行委員会」の主催で開催しました。
 最初に、実行委員長の前田和也さん(法文学部4回生)から「この集いでは、潜水艦の安全航行と事故根絶、水産教育の発展、愛媛とハワイの友好などをめざして学びあいたいと思います」と開会の挨拶があり、続いてえひめグリークラブによる、ハワイ沖えひめ丸海難事故鎮魂歌「希望海」の合唱が行われました。
 その後、田村大地さん(法文学部2回生)から「えひめ丸事件を考える」と題した報告があり、そのなかで、アメリカ海軍の責任や愛媛県政の責任などについて実行委員会で話し合ったことを発表しました。
 続いて、アメリカからお招きした、ピート・シマザキ・ドクター氏から「ハワイから見たえひめ丸事件」と題して、アメリカ陸軍に所属していた経験を踏まえた講演がありました。また、ピーター・アーリンダー氏からは「えひめ丸事件の真相と海の安全」と題して、薄井雅子氏(えひめ事件の共著者)の通訳で講演がありました。そのなかで、潜水艦のアクティブソナーについての説明などもあり、潜水艦の必要性から、戦争についての考えなども話されました。
 お二人の講演後は、質疑応答の時間を設けましたが、沢山の質問があり、参加者の熱心さが伺えました。その後、川原万実さん(法文学部2回生)から、「再び悲惨な事故・事件が起こらない平和で安全な海の実現」を求めることなどについて決議の発表があり、採択されました。

広報室