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第6回愛媛大学英語教育改革セミナーを開催

 平成19年3月17日(土)共通教育棟本館において、第6回愛媛大学英語教育改革セミナー「新しい時代を切り拓くパワフルな英語指導力」を開催し、英語教員など約60人が参加しました。

 このセミナーは、英語を教える教員を主な対象として、本学が毎年開催しているものです。今回のセミナーは、多様化する時代に求められる実践的な英語指導力とは何かを明らかにするとともに、そのような指導力をいかに養っていくかについて、具体的な事例を交えながら検討しました。

 はじめに、大賀水田生 英語教育センター長から、「このセミナーをこれからも1年に1回は開催し、今後ますます充実させていきたい」と挨拶がありました。
 続いて、今回のセミナーの講師である倉住修 白百合女子大学文学部専任講師から、「英語指導力向上のヒントは自分の教室にあり−教員開発の視点から」と題して講演がありました。講演のなかで倉住講師は、トレーナーとトレーニーの関係での問題点などを例にあげながら、「人は、成功から学び、失敗からは学ばない。教員は、自分が何をやっているのか意識する事が大事。気付きを持つ事が大切です」と話されました。

 休憩の後、「英語指導力を高める理論と実際」と題して、相原孝裕 松山市教育委員会指導主事、折本素 英語教育センター教授、松本達也 松山東雲女子大学人文学部教授、町田一美 愛媛県立松山南高等学校教諭、倉住講師の5人によるシンポジウムが行われ、それぞれの経験などから、「研修は必要だが、毎日の授業をしながら、自己研修してほしい」など、英語指導力を高める方法について、それぞれの考えを述べられました。最後に、総括として倉住講師は、「教員はプロである。しかし、常に学んでいかなければならない」と締めくくられました。
 シンポジウム終了後、「英語指導力を高める秘策は?」などをテーマに、活発な意見交換が行われました。

広報室