平成１９年４月１７日（火）教育学部大講義室において、種谷良二愛媛県警察本部長が、教育学部新入生セミナーで講義を実施しました。
新入生セミナーは、大学における知的生活を円滑に始めるために必要な「知」を獲得する方法や技能（スタディスキル）の習得とともに、豊かな創造性、人間性、社会性を培うためのソーシャル・スキルやコミュニケーション・スキルの取得を目標に実施している授業で、昨年に引き続き県警本部長をお迎えし、安全・安心な学生生活を送るための知識やスキルについての講義を実施しました。
種谷本部長からは、刑法犯罪の実態と対策の中で、愛媛県は重要窃盗犯（侵入窃盗・自動車盗・ひったくり・スリ）の検挙率が９０％で全国第６位、警官一人あたりの検挙率が全国第１位と優秀な成績を納めていることの紹介がありました。また、県内では松山市が一番犯罪件数が多い地域なので気をつけるよう注意喚起があり、被害に遭わないための対策について、ご指導いただきました。
また、性犯罪（強姦、強制わいせつ）、ストーカー、ワンクリックサイトの不正請求、交通事故や少年の非行など、多岐にその事例や防止対策についてお話いただきました。
最後に、種谷本部長は、「皆さんは教師を目指して入ってこられたと思いますが、警察は治安を維持するための大切な仕事です。これから４年間掛けて、警察も進路選択の一つとして考えてください」と、新入生２４０人にラブコールを送りました。
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- 講義する種谷本部長
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- 講義の様子
広報室