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お知らせ

mitまちなか大学「消費者問題講座1」を開催

  平成19年4月21日(土)サテライト分室mitにおいて、mitまちなか大学「消費者問題講座1」を開催しました。
 mitまちなか大学は、愛媛大学地域創成研究センターが、街おこし、地域貢献を目的に、松山市中心街の大街道1丁目伊予銀ビルにサテライト分室mitを置き、市民の皆さんの、生活に密着した話題性に富んだテーマを選んで講演などを行っています。
 今年度の第1回目は、宮崎幹朗地域創成研究センター長が、消費者問題講座1「貸金業規制法の改正とグレーゾーン金利廃止について」と題して講演しました。
 講演では、まずはじめに貸金業者による無担保無保証の消費者向け貸付金額が14兆円、利用者が1、400万人、実に日本人の8.5人に1人は利用していることや、その中には、借金返済のための借り入れによる多重債務者、貸金業の過剰取立てによる自己破産者や自殺者が10年前に比べて3〜4倍に増加したことなど、貸金業規制法の改正が行われた経緯に関する説明がありました。
 引き続き、貸金業への参入条件の厳格化や過剰貸し付けの抑制、金利体系の適正化やヤミ金融対策の強化など、貸金業規制法改正の内容について説明があり、また、多重債務問題が深刻化している現状から、自治体(市町)単位の相談窓口を整備するなど債務者へのカウンセリング体制の整備が必要であることが指摘されました。
  参加された市民の皆さんは、頷きながら熱心に聴いていました。

○ mitまちなか大学の今後の予定
  消費者問題講座2 「欠陥商品と製造物責任について」
 日時:平成19年5月12日(土)14:00〜15:30
 場所:地域創成研究センターサテライト分室mit
 講師:竹内康博(法文学部教授)

 消費者問題講座3 「自己破産と民事再生」
 日時:平成19年6月16日(土)14:00〜15:30
 場所:地域創成研究センターサテライト分室mit
 講師:和田直人(法文学部講師)

広報室