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医学部附属病院で院内暴力対応訓練を実施

平成21年3月17日(火)、医学部臨床第2講義室において、院内暴力対応訓練を実施しました。

 最近は全国的に、医療機関における暴言や暴行事案が増加傾向にあり、医療者や患者様にとって大きな不安となっています。この訓練は、病院内で暴力行為が発生した場合、患者様および医療者自身の安全を守るためにどのように対処するかを具体的に学ぶために企画したものです。
 当日は、医師、看護師等約70人の参加のもと、愛媛県警察本部術科師範 濱田豊彦氏を講師に招き、実技を中心とした訓練を行いました。
 はじめに、最近の暴力事案の概要と発生事案の対応について講話がありました。濱田講師からは「いつ何が起こるかわからない世の中なので、常に危機意識を持つことが大切」との言葉がありました。引き続き行った実技訓練では、さすまたの有効な使い方について説明を受けたほか、実際に2人1組になって護身術の初歩を学びました。不審者に対応するときは1対1で対応するのではなく、複数で対応すること、問題が発生したときは大きな声を出して周囲に異常を知らせること、病棟などでは、点滴台やストレッチャーなどを使って間合いを取るなど、自衛のためにできるいろいろな方法を学びました。
 参加者達は実際に体を動かしながら、いざというとき迅速に行動できるように訓練を重ねていました。