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国際フォーラム「ネパール新国家建設に向けた取り組み」を開催しました

 平成19年6月2日(土)、総合情報メディアセンター・メディアホールにおいて、国際交流センターと防災情報研究センターの共同主催で、国際フォーラム「ネパール新国家建設に向けた取り組み」を開催しました。

 愛媛大学は、平成18年5月にネパールの主要大学と学術交流協定を締結しており、様々な研究に共同で取り組んでいます。また、そのための基地として、カトマンズにサテライト・オフィスを設置しています。
 今回、協定締結1周年を記念して、新しい国家建設に向けて歩み始めたネパールの主要大学の学長等をお招きして、フォーラムを開催しました。会場のメディアホールは、留学生や土木関係の組織から90人の参加者で埋まりました。
 フォーラムでは、まず、小松正幸学長が、「愛媛大学では、東アジアの国々との学術交流、学生交流を通じて国際的貢献をしていきます。その中心が、ネパールです。このフォーラムにより絆を強め、国づくりに向けた一歩となることを願っています。」と開会の挨拶をしました。
 続いて、Deepak Bhattaraiネパール工科大学長を始め各大学から、教育、政治、産業等の様々な角度から見たネパールの現状と展望について、講演がありました。ほとんどが英語による講演でしたが、参加した人たちは、熱心に聞き入っていました。

 その後は、「ネパールの国家開発に関わる高等教育機関の役割」と題して、向井留美子国際交流センター長代理を始め主として愛媛大学の関係者から、愛媛大学等での取り組みについての現状と課題を紹介しました。
 最後には、柏谷増男防災情報研究センター長から挨拶があり、フォーラムは終了しました。これを機会に、ますますネパールとの交流が深まっていってほしいものです。
 なお、フォーラム終了後は、愛媛ネパール交友協議会設立総会と懇親会を行い、愛媛とネパールとの結びつきを強めた貴重な1日となりました。

広報室