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国立バベシュ・ボヤイ大学及び国立ブカレスト大学との学術交流協定締結記念シンポジウムを開催しました【1月22日(水)】

平成26年1月22日(水)、ラドゥ・シェルバン駐日ルーマ二ア特命全権大使らをお招きしてルーマニア2大学との学術交流協定締結記念シンポジウムを開催し、愛媛県内行政、経済界のトップをはじめ、学内外の210人が参加しました。

 本学は、国際戦略目標として「国際性豊かな人材を輩出する大学」「世界から人が集う大学」を掲げ、様々な取組を行っており、その一つとして、昨年9月23日(月)にルーマニアの国立バベシュ・ボヤイ大学と、翌24日(火)に国立ブカレスト大学と学術交流協定を締結しました。今回のシンポジウムは、この学術交流協定の締結を記念して開催されたものです。
 シンポジウム開催に先立ち、司会の清水史副学長から、飛行機のアクシデントにより、残念ながらバベシュ・ボヤイ大学のキャリン・ルース副学長とロディカ准教授が来日できなくなったとの報告がありました。
 続いて、柳澤康信愛媛大学長の開会挨拶、中村時広愛媛県知事(上甲啓二副知事が代読)、野志克仁松山市長の来賓挨拶がありました。
 基調講演として、ラドゥ・シェルバン駐日ルーマ二ア特命全権大使から、日本とルーマニアとのこれまでの交流の歴史等についての紹介があり、その中で「今年の年末には、ルーマニアと日本との関係がブームになっていることを望みます。」と期待を込めた言葉がありました。 

 次に予定していた国立バベシュ・ボヤイ大学キャリン・ルース副学長の特別講演時間帯には、バベシュ・ボヤイ大学の紹介DVDを上映後、急遽、岡村未対国際連携推進機構副機構長がスピーチを代読しました。引き続き、バベシュ・ボヤイ大学留学生のイリミア・フロレンティナさんが流暢な日本語で「運命VS選択」というタイトルでスピーチを行いました。
 在ルーマニア日本国大使館の雨宮夏雄前特命全権大使による特別講演では、ルーマニアと交流を行うことの意義について、大使時代の経験談を踏まえながら様々な角度、視点からの貴重なお話がありました。スピーチの最後に、「ここ愛媛松山を拠点に両国の若者の交流、研究交流が一層推進され、未来へ向けての新たな可能性と協力の輪が広がっていけばこれほど素晴らしいことはありません。」との期待が寄せられました。
 続いて、附属高等学校と国立イオン・クレアンガ高校がインターネットによるビデオ通話を利用した交流を図りました。在ルーマニア日本国大使館の山本啓司特命全権大使がサプライズゲストで登場し、その後、両高校の生徒たちがライブでのやり取りで大いに盛り上がりました。 

 シンポジウム終了後、会場を移動して行われた情報交換会では、ラドゥ・シェルバン大使に引き続きご出席いただき、野志松山市長や森一哉愛媛経済同友会代表幹事など愛媛県内行政、経済界のトップらとの交流が盛んに行われ、これからのルーマニアと愛媛との交流促進を予感させるものとなりました。<国際連携推進機構>

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情報交換会会場の大和屋本店能舞台前での記念撮影