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お知らせ

化学物質の環境科学教育研究拠点が平成19年度「グローバルCOEプログラム」に採択されました

 平成19年6月15日(金)、沿岸環境科学研究センターを中心とした化学物質の環境科学教育研究拠点(拠点リーダー:田辺信介沿岸環境科学研究センター教授)が、文部科学省の平成19年度「グローバルCOEプログラム」に採択され、記者会見を行いました。

 「グローバルCOEプログラム」は、「21世紀COEプログラム」の基本的な考え方を継承しつつ、世界最高水準の研究基盤の下で世界をリードする人材育成を図るため、国際競争力のある大学づくりを推進することを目的としています。
 愛媛大学は、平成14年度に「21世紀COEプログラム」に採択され、5年間で多大な成果を上げてきましたが、今回、引き続き採択されたものです。

 会見では、小松正幸学長から「今回の採択により、他大学を一歩リードすることができた。」と喜びの言葉の後、田辺教授が詳細な構想を説明しました。
 今回のCOEは、前回の「研究教育拠点」と違って「教育研究拠点」であり、人材育成に力を入れています。具体的には、理工学研究科の中に、留学生を対象とした特別コースを作り、留学生をアジアの環境学のリーダーとして育成することを、1つの任務としています。
  また、地球汚染の大きな発生源となっているアジア地域を教育研究のフィールドとして、研究者の育成と世界をリードする独創的な研究を推進していきます。これらの活動により、教育プログラムが高度な研究を生み、その成果が優れた人材の育成に回帰する発展的な連鎖システムを形成し、アジアと世界の環境学の発展に資することができます。
 本拠点が目指す人材育成と先端研究は、環境化学の学問分野を体系化・高度化する先導的モデルであり、その学術的/社会的意義・波及効果が期待されます。

グローバルCOEプログラム(学外サイト)

広報室