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入舩徹男地球深部ダイナミクス研究センター長がフンボルト賞を受賞!

 平成19年6月14日(木)、入舩徹男地球深部ダイナミクス研究センター長がフンボルト賞受賞決定の記者会見を行いました。

 アレキサンダー・フォン・フンボルト研究賞は、1972年に創設され、文系〜理系の幅広い研究分野において国際的に優れた研究業績を有する研究者に対してドイツのフンボルト財団から贈られる最高の賞です。毎年各分野から選ばれた約100人に授与されており、地球科学分野での日本人の受賞は、入舩センター長で3人目です。

 この賞は受賞者のこれまでの研究業績全体に対して授与されるもので、これまで入舩センター長が行ってきた、
  (1)マントルと海洋プレート物質の高温高圧相転移、
  (2)放射光と超高圧実験による地球深部物質の構造と物性、
  (3)超高硬度ナノダイヤモンド(HIME-DIA)の合成と応用
など世界をリードしてきた研究成果が総合的に評価されたものです。

 会見では、能勢眞人企画・計画担当理事と遠藤弥重太学術・国際交流担当理事がフンボルト賞の概要などについて説明をし、続いて入舩センター長が、これまでの研究内容の説明と超高圧発生装置「BOTCHAN-6000」の製作やバイロイト大学地球科学研究所との共同研究など今後の展開について話されました。

 なお、授賞式は2008年4月にドイツで行われる予定です。

広報室