フライブルグ(Albert-Ludwigs-Universität Freiburg)大学創立550周年記念式典(於:ドイツ・フライブルグ市)が挙行されました。
愛媛大学と学術交流協定を締結しているフライブルグ大学が創立550周年(1457年〜)を迎え、ドイツ・フライブルグ市に於いて国を挙げての記念式典が平成19年7月6日(金)〜8日(日)に挙行されました。式典に引き続きフライブルグ大学及びフライブルグ市によるメインフェスティバルが14日(土)まで開催され、フライブルグ大学からの招待を受けるとともに、フライブルグ市と姉妹都市である松山市からも特に要請を受け、本学を代表して遠藤弥重太理事、法文学部高安啓介准教授が出席しました。フェスティバル期間中、市民向けに芸術や文化についてプレゼンテーションを行う「アカデミック・マイル」(12〜14日)において、遠藤理事は、コムギ胚芽無細胞タンパク質合成法について、特別講演を行うとともに、小松学長からの親書をイェーガー(Prof. Jäger)学長に手渡されました。高安准教授は松山の邦楽シーンについて紹介するとともに、現地に持っていった三味線を通して、日本の伝統音楽の面白さについて講演を行いました。
同時にメインストリートに市民向けに設置された各姉妹都市のインターナショナルパビリオンには、松山市、愛媛大学、松山大学の紹介ブースが設けられ、日本から唯一参加のこのブースにフライブルグ市民が多数訪れ、興味深げに質問をするなど、賑やかにフェステイバルを盛り上げることができました。フェスティバルでは、フライブルグ大学を含め、各国の研究者との情報交換も盛んに行われ、今後の国際的な学術交流を進める上での有効な場となりました。
国際交流センター