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本学無細胞生命科学工学研究センターの遠藤弥重太教授がウィスコンシン大学マディソン校で講演

 平成19年7月22日(日)から7月25日(水)の間、ウィスコンシン大学マディソン校の真核生物構造ゲノム研究センター(CESG)において、世界中から参加者を募り、「小麦胚芽無細胞タンパク質合成ワークショップ」が開催され、同技術の開発者である本学無細胞生命科学工学研究センター長の遠藤弥重太教授が出席し、講演を行いました。

 同大学は、タンパク質研究に係る全米9拠点の一つで、特に立体構造解析分野の中心拠点となっています。愛媛大学とは、無細胞生命科学工学研究センターを中心に、平成15年10月に共同研究協定を締結し、本学の遠藤弥重太教授が開発した小麦胚芽無細胞タンパク質合成技術を用いてタンパク質の構造解析を行っています。
 今回のワークショップは昨年に続き第2回目で、米国内を始めとして、世界各国から、著名な大学・研究所等のタンパク質構造解析の研究者約20人が参加(実験を伴うためこの人数に制限)し、 熱心に実習に取り組みました。
 2日目には、ワークショップ参加者と同大学の研究者・大学院生約70人が参加し、遠藤教授から小麦胚芽系タンパク質合成技術開発にいたる経緯、同技術の有用性、今後の創薬・医療分野等での応用の可能性等に関する講演があり、ワークショップは大盛況のうちに幕を閉じました。

 また今回、愛媛大学からは国際交流センターの向井留実子准教授が同行し、ウィスコンシン大学の担当者であるDr Shapiro部長や、日本語教育担当者と面談し、大学間協定覚書締結に向けた相談を進めてまいりました。

参加者揃っての集合写真(背景の美しい建物は1902年に建築された伝統ある農学部の講堂)

参加者揃っての集合写真(背景の美しい建物は1902年に建築された伝統ある農学部の講堂)

 

無細胞生命科学工学研究センター