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愛媛県警察本部から講師をお迎えし「キャリアチャレンジスクール」を開講

 平成19年8月7日(火)から10日(金)までの間、法文学部2回生を対象にキャリア開発プラン「キャリアチャレンジスクール」を開講し、8月10日(金)には、愛媛県警察本部から講師をお迎えして講演いただきました。

  この講座は、早期にキャリア開発形成を行うことで、就職への不安の解消やモチベーションを高めることを目的に、愛媛大学法文学部就職指導室が主催で、2回生学生を対象としたキャリア教育講座の一環として企画し、木曽千草非常勤講師をはじめとする有限会社能力開発システム研究所のスタッフに講師を依頼して開講したものです。

  教室となった工学部講義棟23番講義室には、法文学部の2回生約50人が集まりました。
  はじめに木曽講師から、講師にお迎えした愛媛県警察本部の2人の紹介があり、最初に刑事部捜査第一課 性犯罪捜査指導係 福田佐和巡査部長が、「やりたい仕事の見つけ方と仕事のやりがい」と題して講演を行いました。福田巡査部長は、現在の職務の中で大変なこととして、「大きな事件があれば時間に関係なく私生活が守られない。また、犯罪は絶えず進化し形態が変わっているので、常に知識を吸収し自分を研くことが要求されることなどがあるが、自分の使命として犯罪に立ち向かっている。嬉しかったことは、犯人を捕まえて被害者からお礼を言われたときで、自分の仕事に誇りが持てる」と話されました。
  「なりたいものになるためにはどうすれば」ということでは、情報を自分で収集することが大事で、先輩やインターネット、パンフレットなど、また、直接会社を訪問し積極的に情報を得ることが必要だと話されました。それに、受講者の大半が女性ということもあり、特に性犯罪に関する心構えや注意事項などについても講演いただきました。

  続いて警務部教養課 逮捕術師範 上垣忠博警部補から「自分の身は自分で守る。自立への第一歩」と題して講演と護身術を指導いただきました。上垣警部補は、本当の護身術とは身を守ることだけであり、まずそういう危険な所には行かないことが肝要だとし、特に女性は、臆病であり執着しないことが犯罪に巻き込まれないためのポイントであると話されました。 
  最後に護身術を指導していただきましたが、受講者は、普段はできない貴重な経験に、ひとつでも覚えて帰ろうと目の色を変えて取り組んでいました。

広報室