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お知らせ

「平成28年度第1回愛媛大学教育コーディネーター研修会~愛媛大学における入試改革-高大接続を中心に~」を開催しました【6月29日(水)】

 平成28年6月29日(水)、南加記念ホールで、第1回教育コーディネーター研修会を開催しました。
 教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容・教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っています。教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的として、年4~5回開催しています。
 昨年度は、大学入試及び高等学校との連携の在り方に関する大きな政策転換に適切に対応するため、「愛媛大学における今後の入学者選抜のあり方を考える」をテーマに研修会を実施しました。今年度は、その成果を踏まえ、「愛媛大学における入試改革-高大接続を中心に」をテーマに全4回の研修会を計画しており、本学における高等学校との連携の在り方を検討し、入試政策に沿った各学部の入試方針及び実施方法を明確にすることを目的に実施します。
 第1回目となる今回は、愛媛県内の他大学や高等学校関係者にも公開して開催し、学内外から約200人が参加しました。大橋裕一学長による開会挨拶に続き、鈴木文部科学大臣補佐官から、「高大接続の政策動向と大学の課題」と題し、社会から大きな関心を集めている入試改革や高大接続等の教育政策の動向について講演がありました。高大接続改革を行うこととなった背景を含めたお話に、参加者は熱心に聴き入っていました。次に、壽卓三副学長/高大接続推進室副室長及び四国地区国立大学連合アドミッションセンターの井上敏憲センター長による「大学教育の到達点の高度化~早期の“動機付け”から“深い学び”へ~」と題した講演が行われ、本学における高大接続の取組みについて参加者間で共有を行うことができました。最後に、弓削俊洋教育・学生支援機構長/高大接続推進室長から、今後の課題や次回以降の研修会の予定について説明がありました。各講演の後には活発な意見交換が行われ、参加者は入試改革及び高大接続に関する具体的な内容や今後の課題について理解を深めることができ、研修会は盛会のうちに終了しました。