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附属高等学校で学長講話を実施し新入生120人が受講しました
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新入生に説明する大橋学長

 平成27年4月22日(水)、附属高等学校多目的教室で、新入生120人を対象に、大橋裕一学長による「セレンディピティを体験しよう!」と題した講話を実施しました。
 この講話は、1年生のスーパーグローバルハイスクール(注1)科目「伊豫学」の授業として開講しています。この授業では、地域の課題を発見し、自ら探究する力を身に付けることを目的として、愛媛大学教員による講義の他、フィールドワークや文献調査等が実施される予定です。 
 講話では、大橋裕一学長から、セレンディピティとは「偶然と才気によって本来探していなかったものを見つけ出す能力」のことであり、科学や医学における大発見に大きく関与しているとの説明がありました。事例として、フレミングが発見した抗生物質ペニシリン、電子レンジやサランラップ等の日常生活で使用されているもの、愛媛大学の入舩徹男教授によって開発されたヒメダイヤ、大橋学長の専門である眼科医療の中から白内障の手術が紹介されました。
 最後に、大橋学長が新入生に対して「誰もが偶然に出会います。その偶然に気付き、活かすことが重要です。豊かな知識を身につけ、偶然に気付く感性を磨いてください。みなさんのセレンディピティを見つけるために、先入観を捨て、いつも疑問と目標を持って行動してください。」とメッセージを送りました。

(注1)スーパーグローバルハイスクール(SGH)
 高等学校等において、グローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の 国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図るため、文部科学省から指定を受けた高等学校。