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平成26年度西日本水産系研究者等ネットワーク宇和島フォーラムを開催しました【12月13日(土)】

 平成26年12月13日(土)、宇和島市で、平成26年度西日本水産系研究者等ネットワーク宇和島フォーラムを開催し、水産系研究者や宇和海の漁業協同組合の関係者約130人の参加がありました。 本フォーラムは、水産の新たな技術体系を確立することによって、宇和海地域ひいては日本の水産業を成長産業へと導くための方策と、南海トラフ巨大地震に向けた西日本太平洋沿岸の備えを考え、さらに、これらの議論を深めることにより水産領域におけるネットワーク型拠点形成の契機となることを目的に開催しました。
 始めに、社会連携推進機構の土居修身副機構長と科学技術振興機構(JST)の小原満穂理事から挨拶があり、その後、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課の打田剛専門官、愛媛県農林水産部の中矢惠介局長から挨拶がありました。続いて、宇和海漁業協同組合協議会の宮住将寿会長が「宇和海の現場から世界を先導する水産の未来を考える」と題する基調講演を行いました。

 その後、南予水産研究センターの山内晧平センター長が司会を務め、南予水産研究センターの松原孝博教授、九州大学の松山倫也教授、岩手大学の田村直司コーディネーター、鳥取大学の増田紳哉コーディネーター、吉田町漁業協同組合竹本敏美組合長、愛南漁業協同組合の仲川松廣組合長を交えて、パネルディスカッションを行いました。最後に、土居副機構長がフォーラム宣言を行い、参加者からの盛大な拍手で採択され、閉会しました。
 今回のフォーラムを通して、今後の水産業の未来に向け、産学官が積極的に連携をとり、広域ネットワークを構築し、推進していく必要性が再確認されました。本学は、今後もこのような地域産業に密着した社会連携事業を推進し、地域の発展に貢献していきます。