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お知らせ

持田キャンパスで安全衛生職場巡視・交互巡視を実施しました【8月3日(水)】

 平成28年8月3日(水)、附属小学校中棟の実習講義室を会場に、安全衛生関係者(安全衛生管理者、安全衛生管理委任者等)が、持田キャンパスの安全衛生職場巡視・交互巡視を実施しました。
 この巡視は、労働安全衛生法及びその関連法規の規制による職場の管理状況を、他のキャンパス(労働安全衛生法上の事業場)所属の安全衛生関係者が巡視することで、安全衛生関係者自身の巡視技術の向上と、当事者では見落としがちな不適切箇所の認識及びその対処方法・改善策の検討を目的として、平成18年度から毎年実施しているものです。今年度は、城北キャンパスから18人、持田キャンパスから8人、樽味キャンパスから2人及び重信キャンパスから2人の合計36人が参加しました。

 最初に、施設基盤部の藏田兼義部長から、普段あまり見ることがない持田事業場の建物の概要等について、老朽化した建物が多い中、きれいに使っている等の説明があり、「非常に暑い中ですが、今回は少し視線を下げて、子供目線で巡視して欲しい。」と、挨拶がありました。続いて、安全環境課の池田昇子副課長から、巡視スケジュールや注意事項の説明があった後、参加者は2班に分かれ、持田キャンパス内の4つの附属学校園(幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校)をそれぞれ2箇所ずつ8作業場を巡視して回りました。各作業場では、それぞれの担当者から、取り扱っている機械・設備、作業内容、日頃の安全衛生に関する注意点等の説明がありました。参加者は、巡視中にそれぞれ疑問に感じた点・気になった点等を質問するなど、1時間半にわたり巡視をした後、会場に戻りました。

玉井総括安全衛生管理者からのコメント

玉井総括安全衛生管理者からのコメント

 全員が集合したところで、池田副課長の進行により、意見交換会を行いました。最初に、持田事業場安全衛生管理者の高市幸造教諭から、普段の持田事業場での安全衛生委員会の活動等について説明がありました。続いて、参加者から好事例、指摘事項、意見等を出し合いました。これを受け、持田事業場総括安全衛生管理者の玉井啓二副校長から、「長く同じ場所で勤務していると、潜在的な危険を見落としがちです。今回の巡視は持田で勤務する全ての者にとって大変有意義でした。今後それぞれの学校園で改善に役立てます。」とのコメントがありました。また、教育学部の佐野栄学部長から、「今回はじめて附属学校の巡視を行ったが、どの学校園でも子供の成長に合わせた様々な工夫が各所になされていた。」等のコメントがあり、参加者へ向けお礼の言葉が述べられました。最後に、安全環境課の藤村裕課長から参加者への謝辞と次回実施の協力依頼があり、終了しました。
 安全環境課では、今後も継続的にキャンパス(事業場)の枠を越えて交互巡視を実施し、安全衛生関係者一人ひとりの意識強化の支援と職場環境の改善を図っていきます。